変数 var について

(変数を宣言するには以下のように記述します。)

var 変数名: 型 = 〇〇〇


・varは、変数を宣言するときに使う。

・変数とは、数値や文字などのデータを一時的に入れておくことが出来る箱の様なもの。

・変数名は好きな名前で宣言して良い。

・型(データ型)は省略することも出来る。

・(定数は英語で、Variable)


[例文1]

var number = 10

print(number)


[出力結果1]

10


 [解説]

・numberという変数名の箱に、10という数値(整数)を代入しています。

・print()は、()の中身の変数などをコンソールに出力します。

・print(number) で、コンソールに10という数値が出力されました。

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[例文2]

var name = "Yuki"

print(name)


[出力結果2]

Yuki


 [解説]

・nameという変数名の箱に、Yukiという文字列を代入しています。

・文字列を入れる際には、"Yuki"のように、文字列を""で囲います。

・print(name) で、コンソールにYukiという文字列が出力されました。



さて次に、変数について少し大事なポイントがあります。それは、

・変数は、名前の通り変わる数。一度代入した数値や文字列などを上書きすることができます!!!


[例文]

var a = 1

print(a)

a = 2

print(a)


[出力結果]

1

2


[解説]

・まず、aという変数名の箱に、1という数値を代入しました。

・1度目のprint(a)で、コンソールに1という数値が出力されます。

・次に、a = 2 で変数名aに2という数値を代入して、上書きをしました。

・2回目のprint(a)で、コンソールに2という数値が出力されます。


・カンマ区切りで、1 行の中に複数の変数を定義することもできます。


[例文]

var x = 0.0, y = 0.0, z = 0.0

print(x)

print(y)

print(z)


[出力結果]

0.0

0.0

0.0



・以下のように、データ型の種類を指定してあげれば空の変数を定義することもできます。

・(空の変数を定義しておいて、後から数値や文字列などのデータを与えてあげることができます。)

・(型の種類を指定してあげないと、型推論が出来ないため、エラーとなります。)


[例文]

var message: String


message = "Hello, World"

print(message)


[出力結果]

Hello, World



1 行の中で、同じ型の複数の変数をカンマで区切って定義することもできます。

・(この際、型は最後の変数の後に1 つ付けます。)


[例文]

var a, b, c: String


a = "blue"

b = "yellow"

c = "red"

print(a)

print(b)

print(c)


[出力結果]

blue

yellow

red

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